治療案内

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白内障とは

白内障図

白内障は、眼の中の水晶体が白く濁ってくるためにおこる病気で年齢を重ねるにつれて発症してきます。水晶体とは、カメラのレンズに相当する部分で、透明でなければ良く見えません。かすんだり、まぶしくなったり、逆光で人の顔がわかりにくくなったりしながら、徐々に視力が低下していきます。

一方では、糖尿病やアトピー性皮膚炎があったり、眼の炎症や外傷歴があれば、年齢と関係なく発症することがあります。

通常、生活に不自由のない場合は、目薬で経過観察となりますが、仕事で細かい文字が見えず支障がある方や、運転免許の更新が通りそうもない方には、手術をお勧めします。仕事をされていない方でも、長年されてきた趣味や、日々の生活に支障を来たす場合は手術を考える時期でしょう。

当院での白内障手術

手術室

経験豊富な医師が、看護師の協力のもと、清潔な手術室で滅菌された布で清潔エリアを確保し、滅菌された器具を使って行いますので、ご安心下さい。

点滴や心電図、血圧計のモニターはつけますが、痛い注射はなく、目薬の麻酔で行います。創口も3mm以下の小さなもので、通常、痛みや出血はありませんので、日帰り手術が可能です。手術後は点滴が終わるまで回復室で休んでいただき、体に異常がないことを看護師が確認した後、帰宅となります。

しかし、「痛みがない」ということはつい油断しがちで、手術した眼にゴミが入ったり細菌が入ったりしてもご自分では気づかないことが多いので、手術後3日間は必ず連続して通院していただき、厳重な眼の管理を行います。

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